La Vie
悔やんでばかりいても人生、豊かに生きても同じ人生。人生は一度だけ。どうせならプラス思考でいきましょうよ!
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La Vieal denteはなれ でしたが 母屋 に昇格しました

La Vie の 旧宅
「アル・デンテ al dente」
は Doblog 村にありました

そのちいさな ドブログ村が、 2009年2月、ダムのどん底に沈んでしまいました

そんなわけで新しい地に旧家を移築し、現在は、旧宅の壁に掛かっていた絵をもう一度かけ直しているところです

        

旧家の移転先:
  duologue

   (一部画像を修復中)


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風も吹くなり 雲も光るなり
1

尾道市ゆかりの作家・林芙美子は1949年から1951年にかけて、長編小説 「浮雲」を執筆しました。この小説を映画化した「浮雲」に、この『花の命は短くて苦しきことのみ多かりき』の言葉が出てきます。また、初期の自伝的小説 「放浪記」では、女優の森光子さんが舞台「放浪記」で、冒頭にこの一節を朗読しています。

そんなことから、この言葉は、「浮雲」や「放浪記」の中の一節と思われていますが、どちらの原作にもこの文言は出てきません。 ただ、新潮文庫の「新版放浪記」のカバーに、林芙美子が直筆でしたためた色紙が印刷されているだけなのです。

芙美子が晩年好んで色紙などに書くようになった文言だといわれていますが、詳細は不明で、原作にない言葉であるため、今まで原典が謎とされていました。

今回、生前の芙美子と交流があった「赤毛のアン」の翻訳で有名な故村岡花子さんの遺族宅の書斎で額に入れて飾られている直筆作品が見つかり、森光子さんが朗読する文章とほぼ一致しているということです。

3

    風も吹くなり
    雲も光るなり
    生きてゐる幸福(しあはせ)は
    波間の鴎のごとく
    漂渺(*)とたヾよい

    生きてゐる幸福(こうふく)は
    あなたも知ってゐる
    私もよく知ってゐる
    花のいのちはみじかくて
    苦しきことのみ多かれど
    風も吹くなり
    雲も光るなり


      (*) 文中 漂渺とありますが、
         多分、縹渺(ひょうびょう)の間違いでしょうね。


400字詰め原稿用紙に万年筆で書かれた12行の詩が、昨日から、ふくやま文学館で開催されている「福山地方の詩と童謡」展で展示が始まりました。(12月13日まで)

ところで、下に掲げた日経の春秋にあるように、確かに『花のいのちはみじかくて……』と唱えれば、『苦しきことのみ多かりき』と、自然と口をついて出てきます。

しかし、この言葉に続けて、今回見つかった原稿の2行を付け加えると、その内容は180度反対の意味になります。

晩年、色紙を前にした時、『・・・苦しきことのみ多かりき』と、ここで締めくくり、最後の2行を書き加えなかった芙美子は、この時どんな心境だったのでしょう。

もう風も吹かなければ、雲も光らないと、あきらめの境地にあったのでしょうか。



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

関連した記事が、今日の神戸新聞の「正平調」欄と、9日の日経新聞の「春秋」欄にありましたので転載いたします。


■正平調(2009/09/12)一部
 たわわに実った果実のような、内面の成熟を感じさせる文字が原稿用紙に刻まれている。きのう、広島県福山市のふくやま文学館で公開が始まった作家林芙美子の未発表の詩稿だ
◆12行の中に、これまで原典が分からなかった有名なくだりが、したためられている。「花のいのちはみじかくて/苦しきことのみ多かれど/風も吹くなり/雲も光るなり」。女優の森光子さん主演の舞台「放浪記」でも最初に朗読される、あの一節だ
◆書かれた時期ははっきりしないが、地元紙によると40歳代の可能性が高いという。47歳で亡くなった作家の晩年にあたる。苦しみの多い人の生ではあるが、時に風が吹き、時に雲が光ることがある。ささやかな幸せにふと気づき、心震わせる。浮き沈みを重ねて激しく生きた末、たどり着いた境地を見る思いだ


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■春秋(2009/9/9)全文
 花のいのちはみじかくて……と唱えれば、続く言葉が口をついて出る。「苦しきことのみ多かりき」。ため息まじりのつぶやきが似合うだろうか。作家の林芙美子が愛誦(あいしょう)し、好んでしたためた名文句だ。世に知られて半世紀にはなろう。
▼若いときに苦労を重ねた芙美子ならではの慨嘆だと思っていたら、ちょっと見方を変えそうな発見が報じられていた。作家直筆の未発表の詩が見つかり、こういうくだりがあるという。「花のいのちはみじかくて/苦しきことのみ多かれど/風も吹くなり/雲も光るなり」。これこそ原典ではないか、とのことだ。
▼「矢でも鉄砲でも飛んでこい」とか「ヘエ、街はクリスマスでございますか」とか、かの「放浪記」を読むとこの人の突き抜けた明るさに感じ入る。周囲に迷惑もかけたというが、天性の体当たり精神だろう。新発見の「花のいのち」にも、辛酸のなかで決して希望を忘れぬ思いがこめられているのかもしれない。
▼本当のところは泉下の芙美子に聞いてみないと分からない。それでも47年の生涯を急ぎ足で駆け抜け、今も若い人に読み継がれる作家が残した言葉の、なかなかの味わい深さだ。「苦しきことのみ多かりき」。こう言い切りたいときもあるけれど、人生は「風も吹くなり/雲も光るなり」。少しばかり勇気がわく。




この記事に対するコメント
おはようございます。
ふくやま文学館で公開。
duoさん、僕、福山在住なんです。
まったく知らなかったです。
是非、行ってみたいです。
【2009/09/13 07:03】 URL | こうめい #- [ 編集]

duoさん,おはようございます。
 昨日、ふくやま文学館に行ってきました。
 『福山地方の詩と童謡』
 文学館開館10周年記念の特別展でした。
 関連行事で、会場で葛原しげるや武内俊子の童謡を歌っておられました。
 まったく知らなかったです。
 本当にありがとうございます。
【2009/09/14 06:34】 URL | こうめい #- [ 編集]

辛い事ばかりではないと・・・
人生辛い事、嬉しい事、
比べたらちょっと幸せと思える事が多いと信じてます。
実際には辛い事が多くてもその中で幸せと大きく感動出来たら辛い事を乗り越えられると思ってます。
単純ですかね。
【2009/09/14 09:34】 URL | ぷりんちゃん #- [ 編集]

◆こうめいぶるさま
こうめいさん、こんばんは。
そうですか。こうめいさんは福山にご在住でしたか。
それに『福山地方の詩と童謡』展は、ふくやま文学館の
10周年記念の特別展として開催されていたのですね。
井伏鱒二や葛原しげる・・・、素晴らしい福山の文筆家を
あらためてこうめいさんの頭にファイリングしてこられたことでしょう。
私の拙記事をご覧頂いて、早速お出かけ下さり、
ありがとうございました。
御礼を申しあげます。
【2009/09/14 18:10】 URL | duolavie #- [ 編集]

◆ぷりんちゃん
ぷりんちゃん、こんにちは。
記事にしちまったよ。(笑)
明るいぷりんちゃんの、辛い事を乗り越える方法を。
そちらを見てやって下さい。(ペコリ)
【2009/09/14 18:15】 URL | duolavie #- [ 編集]


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